超高級マイクプリアンプ導入!と、レコーディング業務開始の予告♪
皆さんこんにちは!
『広島でボイトレするなら、本格レコーディングレッスンの Vocal Gym 3UP!』
のボーカルビルダー三上です。
今日は教室機材グレードアップのお話と業務拡大の予告です♪
皆さんはマイクプリアンプという機材をご存知でしょうか?
マイクに入力された(マイクが出力する)音声の電気信号は、信号としてはとても微弱なもので、そのままでは到底人間には聴こえません。
それを1000倍近くまで増幅して出力する機械がマイクプリアンプです。(マイクプリ・ヘッドアンプ等、色々略称や呼び方があります)
宅録をする人は分かると思いますが、I/O(オーディオインターフェイス→アナログ信号をデジタルに変換しPCへ送る機器)にもマイクプリは大体付いています。
簡易的に録音をする人は、このI/Oのマイクプリに直でマイクを挿すことが多いと思います。
もちろんこれで録音は出来ますが、内蔵マイクプリは安価な“おまけ”みたいなものなので、正直音質面では全く期待出来ません…。
そこで、本格的なレコーディングをしようと思った時に必要になってくるのが、音質にこだわった単体でのマイクプリアンプなのです。
当校は、ボイトレ+レコーディングレッスンをするボーカル教室ですから、ボーカル録音での流れで説明しますと、
『ボーカルを素晴らしい音で録る』には、
・いいマイクで録ること
・いいマイクプリアンプで録ること
この二つがかなぁ~~~り重要です!
と言うか、ここでほとんどが決まります。
…あ、あともう一つ重要な要素が。。。
まぁこれは最後にお伝えします。
ということで、当校の機材群でガチのプロ機とまでは言えないものがマイクプリでしたので、この度大枚はたいて超高級マイクプリを導入しました!
これを見て、
「え~!マジか~!使ってみたい!!」
って反応する人は、相当なアウトボード(外部接続音響機器)マニアですね(笑)
『AMS Neve 1073 DPX』
と言います。
真ん中、ニーヴと読みます。
Neveの歴史を語り始めたらキリがないので、そういうのはザックリ割愛しますが(笑)、
とりあえず1073マイクプリ+EQモジュールと言ったら、“伝説的名機”の一つで、今でも都内のプロスタジオ等では細かなメンテナンスを施されたヴィンテージ機が現役で活躍しています。
この機種が全盛期だったのは私が生まれた頃ですから、それから40年経っても色褪せずキングの地位を保ち続けているのはホント凄いことです。
で、これはその現代復刻モデルで、他社もこぞってレプリカ機を作っていますが、限りなく当時の音に近いと言われているのがこの“本家”の1073です。
ちなみに、DPX以外にSPXやDPA、DPDというような機能を絞ったモデルもありますが、これらは本家といえども当時の1073サウンドの再現性は低く、このDPXに使われているトランスが最も当時のMarineair(マリンエア)社の傑作と言われるトランスに近いと言われています。
つまり、AMS Neve社が本気で再現性を求めて作ったものはこのDPXだと言われていますので、もし買おうと考えている人が居れば、DPX以外は買わない方がいいと思います。
DPX以外を買うなら、Aurora Audio社のGTQ2を買う方がお得かと。。。
あ、「買おうと考えている人が居ればー。」と仮定して一応お伝えしておくと、このDPX…70万円です(;^ω^)
軽自動車買えますね(笑)
ちなみに音響機器は電圧が低いとその機器の性能をフルに引き出せません。
ですので、さすがに今回は高級機材を買いましたので、日本の電圧では心許ないなと思い一緒にステップアップトランス(昇電圧電源モジュール)も買いました。
上に乗っかってる機材です。
超簡単に言うと、『電圧を高くする電源タップ』を買ったんですが、
これが13万します(;・∀・)
ええ、音楽機材はプロ仕様になるとかなり高額な物ばかりです。。。
この写真の物だけでも全部足すと150万くらいかかってます(^^;)
もはやボイトレ・ボーカル教室と言うより、小規模レコーディングスタジオと言ってもいい規模になってきました(笑)
…そうです!
そうなんです!!
当校は、ぶっちゃけ、
「レコーディングも出来ます」
と謳っている貸しスタジオやライブハウス等に置いてある機材よりも、圧倒的にクオリティーの高いレコーディングが可能なのです!
ボーカル録りにフォーカスしてますが(笑)
ということで、
今後は生徒さんだけに限らず、一般の方にも、
「高音質のボーカル録音がしたい!」
とご要望があれば受け付けていこうと思っています!
次回のブログで、『レコーディング業務内容&料金体系』を公開し、ホームページでも受け付けを開始します☆
あなたも是非、プロクオリティーのレコーディングで自分の作品を残して下さい(^.^)
最後に。
『ボーカルを素晴らしい音で録る』為に何より大事な要素は・・・・・、
素晴らしいボーカリストであること
です。
その努力を続けている人に、良い機材は応えてくれます。
誤解の無いようにお伝えすると、当校は、
『良い機材で唄える教室』
ではなく、
『良い機材が活きる、良いボーカリストを育てる教室』
なのです。
同じく、私は、
『良い機材を所有する音楽人』
ではなく、
『良いボーカリストを育てる為に努力するボイストレーナー』
です。
貴方の『願望』じゃなく、
貴方の『努力』に共鳴し呼応する男です。
貴方の熱意に、
私と、素晴らしい機材達がこれからも応えていきます!
ではまた~!