フラワーフェスティバル 歌の音楽祭 決勝☆
皆さんこんにちは!
『広島でボイトレするなら、本格レコーディングレッスンの Vocal Gym 3UP!』
のボーカルビルダー三上です。
今年も行ってきました!
フラワーフェスティバルのカラオケ大会決勝です。
今回は当校生徒さんが一人、演歌の部の予選を勝ち抜き決勝に駒を進めました。
その人物は、昨年ポップスの部で3位になった小学生、久保陽貴(はるき)君です!
予選前のレッスンで、
「これを唄いたい!」
と、候補曲を初めて聴いた時、私は、
「これは…仕上げていけばマジで優勝出来る気がする。。。」
と直感的に思いました。
それから何度もレッスンに来ては、細かいニュアンス、声の表情、物語性等々、私が変えてあげられる全てのノウハウを10歳の男の子に注入していきました。
それを全てこなせるようになって臨んだ決勝。
いや~それはもう完璧でした!
教えたことを全てノーミスで唄い切り、何十回と唄った練習のどの歌唱よりも本番の一回がベストの出来でした!
観客の方々も1番の歌唱中からざわつき始め、1番が終わるとまだ続きがあるのに拍手喝采。
終わった時には周りが口々に、
「何あの子…。」
「すでに大人より上手いじゃん!」
と驚嘆の声を漏らしていました。
私もそんな声が聞けて誇らしかったですが、それより本番でベスト歌唱が出来る子供の吸収力と度胸に、指導している私は最も驚かされました(;^ω^)
そして結果は…。
昨年優勝のお父さんに続き、見事今年は息子の陽貴君が戴冠しました!
あれだけ唄えれば当然と言えるくらいで、周りも、
「3番のあの子しかおらんわ~」
「あの子もう一回唄ってくれんかな~」
と、結果はわかっているといった口調でした。
何度レコーディングし、何度原曲と聴き比べたか。
そして、(私が)納得のいかないフレーズを何度彼に唄い直させたか。
歌に興味のない人がレッスンの様子を見れば、
「そんな細かいことも直す(許されない)のか(*_*;」
と驚かれるかも知れませんが、
優勝しか見ていない少年は、その全てを攻略し、完璧に唄い切りました。
…たまりませんね。
あ、歌の上手さがたまらないんじゃないんです。
『ひたむきさ』がたまらないのです。
私は歌声には“性格”が大きく出ると思っています。
何百と生徒さんを見てきて、やはり何となく性格がルーズだったり細かいことを気にしないタイプの人は、同様に歌もルーズであることが多いのです。
それでも表面的に上手く唄う人はいますが、職業柄分かってしまうんです。
『薄い歌』
だということが。
表面ばかり飾っていて、その奥にあるその人の持つ“肉質感”が感じられない。
彼の歌は、まだ子供だというのに、その肉質感=上手さだけではない性格からくる繊細さが備わっているのです。
それは、ただひたむきに何の邪念もなく歌に向き合っているから。
そりゃたまらないですよ。
私が同人種だから(笑)
ともあれ、今年も当校から優勝者を出せて安心しました。
と言っても、そうじゃなかったとして何のショックがあるわけではないんですけどね。
出てるから応援してて、優勝したから親心的な嬉しさがあるだけで、歌に勝ち負けなんてどうでもいいので、仮に受賞出来てなかったら、
「これを糧にまた練習練習!」
の一言でおしまいです(笑)
おめでとう陽貴君☆
これからも歌バカなおっちゃんにゾクッとするようなたまらない歌を聴かせてくれい!
ではまた~!